スマートスピーカーにできること・できないこと

スマートスピーカーの購入を検討している方は、もちろん使いたい機能があって「欲しい」と思ったはず。
しかし、スマートスピーカーには、あなたが思っている以上にできることが沢山あります。

今回は、スマートスピーカーにできることや活躍シーンを具体的にご紹介。
スマートスピーカーにできることを詳しく知れば、もっとスマートスピーカーが欲しくなるはずです。

スマートスピーカーとは?

スマートスピーカーとは?

スマートスピーカーとは、AIアシスタントが搭載された多機能なスピーカーのことです。代表的なブランドとしては「Google Home」「Amazon Echo」がありますが、Google HomeにはGoogleアシスタント、Amazon EchoにはAlexaというAIが搭載されています。
「OK, Google」、「Alexa」といったウェイクワードで起動し、したいことを話して音声操作するのが特徴です。

スマートスピーカー自体が持つ機能と、スマートスピーカーと外部サービスやスマート家電を連携してできる機能を合わせると、できることはかなり多岐に渡ります。
また、アプリの追加でできることが増えるので、購入後に自分が使いやすいようにカスタマイズしていくことも可能。機能追加用のアプリは日々開発が進められているので、スマートスピーカーができることは今後もどんどん増えていく見込みです。

次からの項目で、現在発売されているスマートスピーカーの多くでできることを詳しく解説していきます。
ただし、搭載されているAIやモデルによってできることは異なりますので、実際に購入する際は購入する機種のスペックを確認してください。

スマートスピーカーでできること

小さいお子さんがいる家族でのスマートスピーカーの利用シーン画像

現在販売されているスマートスピーカーでできることは、以下の通り。

  • 音楽再生
  • スケジュール管理
  • メール操作
  • ニュースの読み上げ
  • 動画再生
  • ショッピングサイトとの連携
  • 家電の操作
  • 書籍・サイトの読み上げ
  • 調べもの
スマートスピーカーでできることには、基本的に「音声」と「インターネット」を利用します。
スマホやタブレットでできることが音声で操作できるので、さらに直感的になるようなイメージです。

全てハンズフリー操作なので、荷物を持っているとき・子供の相手をしているとき・手が汚れたり濡れていたりするときにとても便利。スマートスピーカーのAIアシスタントが、あなたの手足となって代わりにやりたいことを叶えてくれます。

リラックスタイムのBGMはおまかせ

スマートスピーカーでできること1つ目は、音楽の再生。
スマートスピーカーは多機能ですが、基本的にはスピーカーなので本分とも言える機能です。

普通に音楽を再生しようとすると、聴きたい曲を考え、探し、再生ボタンを押すという作業が必要です。
しかし、そんな時にスマートスピーカーがあれば「◯◯な曲が聴きたい」と声に出すだけでOK。家事や育児で手が離せないときも、すぐに音楽を再生できます。
もちろん曲やアーティストを指定することもできますし、「楽しい曲をかけて」「ジャズが聴きたい」「パーティーのBGMを流して」など、曖昧な指示でもぴったりな選曲をしてくれるのがAIのすごいところ。

さらにAmazon EchoならPrime Music、Google HomeならGoogle Play Musicなど音楽サービスと連携すれば、世界中の何百万曲というラインナップから選曲が可能です。
スマートスピーカーの自動選曲で、新たなお気に入りのアーティストと出会えるかもしれませんね。

毎日のスケジュールも尋ねるだけ

スマートスピーカーでできること2つ目は、スケジュールの管理。
アラーム、タイマー、カレンダー、リマインダーなどを利用して、スマートに予定を管理できます。

手帳・カレンダー・スマホなど、スケジュールの管理方法は人によって異なりますが、どれも予定の日付をわざわざ開いて、書き込んだり確認したりするのは面倒な作業です。
しかし、スマートスピーカーなら、「◯日の◯時に東京駅」「今日の予定は?」など、話しかけるだけで予定を追加・確認できます。
気づいたときに予定を登録しておけば、時間が近づくとリマインドもしてくれるので、うっかり忘れてしまうということもありません。

家事や出かける準備をしながらでも予定がチェックできるので、限られた時間をより有効活用できること間違いなしです。

アプリを開かなくてもメール操作が可能

スマートスピーカーでできること3つ目は、メールの操作。
スマートスピーカーがあれば、わざわざPCを起動してメールボックスを開き、入力操作をする手間がありません。
送信したい内容を話しかければ、ボイスメッセージ感覚でメールを作成できます。もちろん、届いたメールも読み上げてくれますよ。

メールの言い回しを考え、入力するのには意外に意識と時間を取られるので、メールを打っていたら思ったより時間が経ってしまったということは誰にでもあるはず。
スマートスピーカーで直感的にメールを操作できれば、より効率よく時間を使えるようになりますね。

また、あらかじめ設定しておけば、家の鍵が開いたときや電気をつけたとき、スマートスピーカーが特定の言葉を認識したときなどに、スマホにメールを自動送信することも可能。
これを利用すれば、外出中に家族が帰宅したタイミングを知ることができたり、遠方の家族のヘルプサインとして使えたりなど、できることが広がります。

興味のあるニュースや天気予報を教えてくれる

スマートスピーカーでできること4つ目は、ニュースや天気予報の読み上げです。

興味のあるニュースや気象情報を知りたい時、ラジオやテレビだと、どうしても受け身になってしまいます。
タイミングが悪いと放送すらされていませんし、知りたいトピックが始まるまであまり興味のないニュースを見続けなければいけないことも。
スマホでニュースサイトを見る場合も、検索してニュースサイトを開き、さらに興味のある記事を探すという手間がかかりますね。

スマートスピーカーなら、「今日のニュースを教えて」と話しかけるだけでOK。
主体的に情報にアクセスできるので、自分の都合のいいタイミングで知りたいことを知ることができます。
あらかじめ自分が住んでいる地域や興味のあるトピックを登録することもできるので、よりパーソナライズされた情報を受け取ることができますよ。

テレビと連携!見たい動画をすぐに再生できる

スマートスピーカーでできること5つ目は、動画サイトとの連携。
スマートスピーカーはYoutubeやNetflixなどの動画サイトとテレビを連携させ、音声のみで動画を再生することができます。

リモコンを操作して観たい番組を探さなくても、「○○を再生して」と声をかけるだけでOK。
家事や育児で手を離せないときや、動画サイト自体に慣れない高齢者は、見たい動画を探すだけで一苦労ということもあるはず。
スマートスピーカーがあれば、もっと直感的かつスムーズに見たい動画にアクセスすることができます。

声をかけるだけでショッピング

スマートスピーカーでできること6つ目は、ショッピング。
Amazon Alexaが搭載されたスマートスピーカーであれば、Amazon Primeと連携して声だけでショッピングができます。
思いついた時に欲しいものを声に出すだけなので、買い物に出る手間も、買い忘れの心配もありません。

音声操作で購入までできるのはAmazon Alexaのみですが、他のスマートスピーカーも、スマホと連動して買い物メモの作成ができますよ。
気が付いた時に「ティッシュを追加」「ラップを追加」などと話しかけておけば、次の買い物の時にまとめてチェックすることができてとても便利です。

照明・家電の操作が楽々

スマートスピーカーでできること7つ目は、家電の操作。
近年は、家や家電自体がインターネットに接続できる「スマートホーム」「IoT」という商品が増えてきました。

スマートスピーカーの便利なところは、対応のスマート家電を接続することで、照明や家電を音声で起動・操作するハブとして使用できること。

例えば、大きな荷物を持った買い物帰りや、子どもを抱っこしている時でも、ハンズフリー家電を操作することが可能。
また、疲れて起き上がりたくない時やリモコンがすぐ見つからない時も、「テレビをつけて」「エアコンを消して」と声に出すだけでその通りになります。

スマートスピーカーとスマート家電を一緒に導入することで、暮らしがよりスムーズになりますね。

読み上げ機能で「ながら読書」もできる

スマートスピーカーでできること8つ目は、書籍やサイトの読み上げ。

例えばオーディオブック機能を使えば、家事しながら・身支度しながらでも読書ができるようになります。
他のことをしながら本の知識も手に入るので、時間を2倍有効に使えますね。

また、料理中もスマートスピーカーが活躍するタイミング。レシピの読み上げ機能を使えば、手が濡れたり汚れていたりといったでも、楽に知りたいレシピにアクセスできます。
タイマーやアラーム機能も調理時間の調整に役立つので、スマートスピーカーの力を借りればより料理上手になれますよ。

気になることはすぐ聞ける

スマートスピーカーでできること9つ目が、検索機能。
テレビや新聞でわからない言葉が出てきても、わざわざスマホやPCを開いて検索する必要がありません。スマートスピーカーに「○○って何?」と聞くだけでOK。

用語の解説以外にも、「最寄りの郵便局はどこ?」「100の100倍は?」など、様々な質問に瞬時に答えてくれますよ。

スマートスピーカーにできないこと

ここまではスマートスピーカーにできることを解説してきましたが、もちろんスマートスピーカーにはできないこともあります。

それは、複雑な質問には答えることができないということ。
なぜなら、スマートスピーカー(AI)の返答は、インプットされている情報やインターネットでの検索結果に基づいているためです。

意見や思考が少しでも入るものや、もの・こと同士の比較検討、明確な事実であっても長めの質問などには対応できません。
例えば「1+1は?」には答えられても、「1+1と1+2はどちらが大きい?」という質問には対応できないというようなイメージです。

AIの進歩により、スマートスピーカーにできることは今後も増えていく見込みですが、まだできないこともあるということは知っておきましょう。

まとめ

スマートスピーカーに話しかけている女性の画像

スマートスピーカーにできることは、あなたの手足となってインターネットや家電を操作すること。
手がふさがっている時や時間がない時も直感的に音声操作できることで、暮らしの中の小さな手間を減らせます。

ただし、できることが多い反面、まだスマートスピーカーやAIには対応しきれないこともあります。
スマートスピーカーは機種ごとにできること・できないことが違うので、購入の際はぜひ店頭のエディオンスタッフにお尋ねください。

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