夏場に多い冷蔵庫のトラブルの回避方法とは?

夏場に多い冷蔵庫のトラブルの回避方法とは?

家電の中でも必需品といえる「冷蔵庫」。お肉・野菜、飲み物や冷凍食品、アイスなどの食品をしっかり保存してくれるどの家庭にも無くてはならない存在ですね。
特にこれからの暑い季節、突然冷蔵庫が壊れてしまったら…想像するだけも恐ろしいですよね。しかし!実際に冷蔵庫の故障が多いのは、なんと夏なんです!
冷蔵庫が壊れること自体が大きなトラブルですが、それ以上のトラブルが同時に発生します!…それは、「中の食品が全部ダメになってしまう!」こと。何日分かの食材を数時間のうちに全部食べきることはほぼ不可能かと思います。そんなトラブルを事前に回避する方法などをまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。

こんな冷蔵庫の症状には要注意!

冷蔵庫の調子が悪いとお客様からご相談を受ける際に、よく聞くのが以下の症状です。そして、これこそがまさに冷蔵庫の寿命が近いサインでもあるので、当てはまる項目があれば注意してください。小さな異変に早めに気づいて、突然のトラブルを未然に防ぎましょう!お盆や夏休みで家を空けることも多いこの季節、長い外出から帰ってきたら冷蔵庫が動いてなかった…なんて怖い話も聞きます。

心当たりありませんか?冷蔵庫のトラブルサイン

☑ 冷蔵庫から普段と違う異常な音がする
☑ 冷蔵庫の中が冷えていない
☑ 場所によって冷え方が違う
☑ 庫内や床に水漏れがある
☑ 冷凍庫のアイスが溶けていた
☑ 冷凍庫に霜がついている
☑ 氷がなかなかできない/形がおかしい

このような異変の多くは、庫内への食材の詰め込みすぎ、開け締めの回数によるドアの劣化などもありますが、冷蔵庫のコンプレッサーやファンの不調が原因の場合もあります。コンプレッサー(圧縮機)とは冷媒を圧縮して循環させるための装置、わかりやすく言えば冷蔵庫の心臓部です。このコンプレッサーやファンが劣化し、効きが悪くなると、冷蔵庫は必要以上に出力を上げて運転することになってしまいます。その結果、部品の痛みは早まり寿命が縮まってしまい、さらに電気代も無駄に上がってしまうことになるので、異変に気づいたのであれば、そのまま放置しておくのは冷蔵庫にも家計にもよくありません。

10年前の冷蔵庫を修理するなら、買替えたほうがお得

10年前の冷蔵庫を修理するなら、買替えたほうがお得

開け閉めの回数を極力減らしたり、熱いものを冷ましてから冷蔵庫に入れる、など…冷蔵庫を長持ちするよう大事に使っていくことも重要ですが、いつかは不調をきたし、寿命が近づいてきます。「買替えは大幅な出費になるし避けたい…」と誰もが考えるでしょうけど、ここは買替えすることによるメリットにも目を向けてみましょう。

電気代が今よりも断然お安くなります。

最新家電の多くに言えることですが、現在のモデルはどれも省エネ化が進んでいます。10年前の冷蔵庫と比べて、消費電力が大幅に削減されているので今の冷蔵庫を使い続けるよりも買替えた方が電気代の面では明らかに経済的です。現在の機種と買替える機種にもよりますが、年間で見るとその額は1万円近く差がある場合も!

新型は冷蔵室や冷凍室の容量が増加!

ご存知ですか?実は同じ横幅でも収納力が大幅にアップしている冷蔵庫が近頃は増えているのです。牛乳やペットボトルが今までよりも多く収納できる、と考えたら嬉しいですよね。他にも調味料などが取り出しやすくなったり、野菜が取り出しやすいように、野菜室が真ん中になっていたりと、棚のレイアウトの工夫も色々とされているので、全体的な使い勝手もバージョンアップしています。

修理部品がメーカーに無い場合は修理が困難に

なぜ冷蔵庫の寿命は10年、とよく言われるのか。それは部品の保有期間に関係があります。一般に冷蔵庫の補修部品の保有期間は、生産終了から「9年」となっています。つまり、製造から9年間はメーカーに補修用の部品があるので部品交換などができますが、この期間をすぎての修理となった場合、部品がメーカーにもないために修理が困難な場合があります。といったことからも、冷蔵庫を10年目安で買替える、というのは間違ってはないと言えます。

冷蔵庫を買替える前の段取り

冷蔵庫を買替える前の段取り

冷蔵庫を買い替える前には色々と準備が必要です。失敗しないためにもしっかり準備しておきましょう!

まず食材を減らす

冷蔵庫を買替えると決めたら、入替えの目安日までに食材を減らしていきましょう。食材の買いだめをやめ、できるだけ使い切ることを意識しましょう。賞味期限が切れた食材などはこのタイミングで一気に処分するのがおすすめ。とは言え、完全に空っぽにすることは難しいと思いますので、余った食材の中で保冷が必要なものは保冷剤やクーラーボックスを準備して入れておくと良いでしょう。調味料やお水・お茶などはそのままキッチンに並べておけば大丈夫です。

寸法を測っておくのを忘れずに

搬入や設置をスムーズにするためにも、冷蔵庫を設置する場所の幅と奥行きと、ご家庭の入口の寸法をしっかり測っておきましょう。寸法を店頭でお伝えいただければサイズ選びもスピーディです。配達当日になって玄関でつっかえて冷蔵庫が入らない…なんてことになってしまうと悲しすぎますよね。

入れ替えタイミングは掃除のチャンス!

冷蔵庫が置いてある場所は、買替えの時くらいしか掃除できません。冷蔵庫の下には長年たまったホコリがいっぱい。新しい冷蔵庫を入れ替える一瞬のタイミングこそが掃除機をかけるチャンスなのでお見逃しなく!搬入業者さんにはあらかじめお伝えしておくとなお良いですね。

大きい家電の買替えは慎重に。まずはお店で相談しよう

大きい家電の買替えは慎重に。まずはお店で相談しよう

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの家電は業界では「白物家電」と呼ばれ、基本的にホワイト基調のカラーが中心でしたが、今は色々な選択肢があります。メタリックカラーや、シックなつや消しカラー、レトロモダン風な見た目の物など、デザインやカラーがいっぱいあって逆に迷ってしまうくらいです。キッチンの設備と上手くコーディネートして、お家の雰囲気を演出すればイメージもガラリと変わって、プチリフォーム気分ですね。

お店に行って相談しよう

とにかく大きな家電は現物を見ないことにははじまりません。エディオン店頭へお越しいただければ専門知識豊富なエディオンのスタッフがあなたのご家庭の家族構成や生活スタイルにあった商品選びをお手伝い。実際に店頭で商品を見て・触れていただき、疑問点やお悩みを専門家に相談していただくのが、あなたのお家にぴったりの冷蔵庫を選ぶベストな方法です。まずはお店へお越しいただき、何でもお気軽にご相談ください!

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※100満ボルトはエディオングループです