炊飯器試用レポート 〜最新の炊飯器を使ってみた〜

①最新炊飯器

毎日のご飯をもっと美味しくするためには、お米の状態を把握して炊き方を調整するのが大切と言われますが個人でそこまで見極めるのは大変ですよね。
そこで炊飯器がお米の鮮度・銘柄・出来栄えを見極めて最適な炊き方を実践してくれるパナソニックのスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「おどり炊き SR-VSX1」を使ってみました。

おどり炊き SR-VSX1

②内容物の確認

まずは付属品をチェックします。
しゃもじ、計量カップに加えて着脱式のしゃもじホルダーがついています。

③各パーツの確認

内釜

・内釜

基材に熱伝導率の高い純アルミを採用した釜ですが、外側はグラデーション塗装が施されている「ダイヤモンド竃釜」。
外側にセラミックで丈夫にできているそうですが、重さは約800gというように持った感じはとても軽くて勝手が良さそうです。
ダイヤモンドフッ素でコーティングされている内側の釜底にはくぼみがあります。
このくぼみが炊飯中に大きな泡をより多く発生させて、おどり炊きに重要な対流を活性化させるのに一役買っているようです。
SR-VSX1シリーズの場合は内釜単体にも5年のメーカー保証※1がついているのも嬉しいところですね。
※1 詳細はメーカーホームページをご確認ください。

内釜

パナソニックHPより

・スチームカップ
この炊飯器の特徴の一つでもある高温スチームを発生させるために水を入れておく水容器です。
独立しているのでこのカップだけを取り外して水を入れられます。

スチームカップ

・ステンレスフレーム
クリアフレームは光沢が目を引くステンレス製、凹凸が少ないので余計なものもないので汚れた時もさっと拭けそうです。

・ステンレスフレーム

④炊飯レポート

では、いよいよ「おどり炊き SR-VSX1」でご飯を炊いてみたいと思います。
鮮度の落ちたお米もセンサーで鮮度を見極めて新米のように美味しく炊き上げてくれるというこの炊飯器。
ということで今回は2週間経ってパサつきがちな乾燥したお米で試してみます。

・お米と水をセット

内釜が軽くて丈夫な素材なので、内釜でそのままお米を洗うのにもぴったりです。
洗ったお米をセットしたら、水容器に水を注いでセット。
準備完了です。
前炊き段階でしっかりと芯まで水を浸透させるので、洗米してすぐに炊飯できます。あらかじめ水に浸す必要がありません。

お米をセット

・操作

タッチパネルを操作して白米や玄米などのお米の種類、硬めや柔らかめなどの炊き方を選びます。お米の種類は具体的な銘柄まで選ぶことができ、プログラムされた銘柄ごとの性質や味や食感に合わせて温度、圧力、スチームを調整し銘柄米の個性を引き出して美味しく炊き上げてくれる「銘柄炊き分け」を搭載しています。今回は乾燥したお米を使用して「鮮度炊き分け」を試したいので「銀シャリ」モードの「ふつう」を選んでみます。

操作

操作・スタート

設定が決まったら炊飯スタート。
乾燥したお米の場合そのまま炊くと、お米の水分量が少ないため、パサつく傾向がございますが鮮度炊き分けなら、ハリ、甘味、みずみずしさのある新米のようなおいしさに炊き上げます。
新米の場合そのまま炊くと、お米の水分量が多くべたつく傾向がありますが鮮度炊き分けなら、余計な水分を飛ばしてよりハリ感を出すように炊き上げます。

・炊飯終了

ブザーが鳴ったら炊飯終了。お米が炊き上がると液晶に電気代が表示され、自動
的に保温機能が開始されます。
フタを開けてみると、お米一粒一粒が大きくふっくらとした炊き上がり。
しゃもじでほぐしていてもその違いが感じられます。

炊飯終了

・冷凍保存したご飯

翌日の朝ごはんのために「冷凍用ごはんコース」を使って炊飯したご飯を冷蔵庫で保存してみました。
電子レンジで解凍しましたが、再加熱した時にありがちなベタベタ感やパサパサ感もなく、まとめ炊きしておくのにも活躍しそうです。

冷凍保存したご飯

⑤お手入れ

実際に使用すると気になるのがお手入れですが、使うたびに毎回お手入れが必要になるものは、内釜、しゃもじ、ワンタッチふた加熱板、うまみ循環タンク、水容器です。
ふた加熱板をもうまみ循環タンクも本体から取り外して簡単に丸洗いできました。
本体内側のクリアフレームも、天面パネルもフラットな構造なので汚れた時の拭き取りも楽々です。

お手入れ

⑥まとめ

銘柄炊き分けや、食感自在炊き分けを設定すると、家族の好みや、お弁当用に「もちもち」、チャーハン用に「しゃっきり」といった、調理メニューに合わせた上で美味しく炊き分けてくれるので、毎日食べていても食感の違った美味しいご飯を食べることができます。
また、スマートフォンを使って「キッチンポケット」のアプリと連携すると、気象状況などによる毎年のお米の出来栄えをアップデートして、その年のお米に合わせた最適な炊き方をチューニングしてくれ、長く使うに連れてより真価を発揮してくれそうな炊飯器です。

まとめ

ネットショップで商品詳細をみる »