話題のスマートスピーカー、何ができる?

話題のスマートスピーカー、何ができる?

スマートスピーカーはAIアシスタントを搭載し、音声認識で様々な操作ができる便利な商品。
スマートスピーカー自身の機能だけではなく、スマート家電と連携して操作のハブにすることもできます。

今回は、スマートスピーカーの基本機能について詳しくご紹介。
日常の中で、スマートスピーカーが役立つ場面を具体的に解説していきます。

スマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは、AIを搭載した音声認識機能のあるスピーカーのこと。
「音楽をかけて」「今日の天気は?」といった人の声を認識し、ハンズフリーで操作することができます。
スマートフォンに搭載されている、SiriなどのAIアシスタントのスピーカー版というとわかりやすいですね。

また、スピーカー機能だけではなく、対応家電と連動させることで「電気をつけて」「温度を下げて」といった家電の操作も可能。両手が塞がっている時や、手早く家電の操作をしたい時に役立ちます。

スマートスピーカーで何ができる?

スマートスピーカーで何ができる?

それでは、スマートスピーカーが持つ機能について具体的に解説していきます。
詳細は機種やブランドごとに異なりますが、ここでは代表的なものをご紹介。
多くのスマートスピーカーは、以下のような機能を持っています。

  • ハンズフリーで音楽再生
  • ショッピングサイトとの連携
  • ニュースの読み上げ
  • スケジュール管理
  • 家電の操作
  • レシピの読み上げやアラーム
  • 調べもの

料理で手が離せない時も音楽を楽しむ

スマートスピーカーの機能1つ目は、ハンズフリーでの音楽再生。料理で手が塞がっている時や、子供の相手をしている時も声だけでスピーカーを起動、好きな音楽を再生できます。
具体的な曲名を指定しなくても、「楽しい曲をかけて」「ジャズが聴きたい」「パーティーのBGM」など、曖昧な指示でもぴったりな選曲をしてくれるのがAIのすごいところ。
CDを探したり、プレイリストを検索したりする手間がなく、もっと気軽に生活に音楽を取り入れられます。

例えばAmazon EchoならPrime Musicと連携することができ、自分が持っていなかった曲も再生することができます。
スマートスピーカーの自動選曲で、新たなお気に入りのアーティストと出会えるかもしれませんね。

スマートスピーカーでショッピング上手に

スマートスピーカーの中でも、Amazon Alexaが搭載された機種は音声だけでショッピングが可能。
「男性用のワイシャツが欲しい」などと声をかけると、Amazonで販売されてる対象商品を読み上げてくれるため、そこから好きなものを選んで購入することができます。
通常のAmazonの注文と同じように自宅に届くため、外に買いに出る必要がありません。
また、Amazon Alexa以外のスマートスピーカーにも搭載されている「ショッピングリスト」という機能を使えば、スマートフォンと連携して買い物リストを作成できます。

例えば、切らしている日用品などに気付いた時に「ティッシュをショッピングリストに追加」と言えば、スマートフォン端末内のショッピングリストに指示した品物が追加されます。
それを買い物の時に参照すれば、メモしたり覚えたりしておく手間がなく、買い忘れを防ぐことができます。ショッピングの時間を効率よくできれば、短い休日がもっと長く感じるようになりますよ。

毎日のニュースを読み上げてくれる

スマートスピーカーの機能3つ目は、ニュースの読み上げです。
気になるニュースは、検索しなくても音声で尋ねるだけで知ることができます。

テレビやラジオのニュースだと流れてくるものを聞くだけの100%受け身になってしまいますが、スマートスピーカーは自発的に情報にアクセスすることが可能。

見たい時間にニュースを放送しているテレビ局を選んだり、ニュースサイトから気になる記事を探したりする手間が省けます。スマートスピーカーがあれば、朝の支度中や家事をしながらでも最新ニュースをチェックできます。

また、居住地や知りたいトピックをあらかじめ設定しておけば、より精度を高めて自分に必要な情報を知ることができます。

忙しい朝のタスク整理をおまかせ

スマートスピーカーには、アラーム・タイマー・カレンダー・リマインダーといったスケジュール管理機能もあります。
スマートフォンのAIアシスタントを利用している人も多いかと思いますが、「7時に起こして」「16時に◯◯さんに電話」などのタスク整理を音声指示で行うことができます。
予定の記録や確認のために、わざわざ手帳やカレンダーを開いていると、それだけに手が取られてしまいます。
スマートスピーカーなら声をかければ音声で伝えてくれるので、家事や準備をしながら予定をチェックできますよ。

家電操作でより快適な生活に

AI技術の進歩に伴い、「スマートホーム」「IoT」といった言葉が注目されています。
スマートホームとは、家電をインターネットで繋いで音声やスマホで操作したり、センサーやGPSによって自動でコントロールしたりすることができる家のこと。
IoTはInternet of Thingsの略で、インターネットに接続して管理・コントロールできるモノのことを言います。
スマートホームはスマホやスマートスピーカーで管理する家全体、IoTは個々のスマート家電などを指すイメージですね。
スマートスピーカーは対応のスマート家電を接続することで、照明や家電を音声で起動・操作できます。

例えば、大きな荷物を持った買い物帰りや、子どもを抱っこしている時でも、ハンズフリー家電を操作することができます。何もしたくない時や、ベッドから起き上がるのが面倒なときも、「アレクサ、テレビをつけて」のように話しかけるだけで操作できます。
スマートスピーカーとスマート家電を導入することで、暮らしがよりスムーズになりますね。

キッチンではレシピやタイマー係に

スマートスピーカーは料理中に役立つ機能もたくさん持っています。
料理中は手が汚れていたり濡れたりしていることが多く、声だけで操作できるスマートスピーカーが大活躍する場面です。
料理に役立つスマートスピーカーの機能は、例えばレシピの読み上げ。
「グラタンのレシピを読み上げて」「ほうれん草を使ったおかずのレシピ」などと指示すれば、レシピ本やレシピサイトを開く手間が省けます。
いちいち手を洗ったり拭いたりする必要がないので、スマホが汚れてしまうかも!という心配もいりません。
また、タイマー機能も料理中に役立ちます。煮込み時間や焼き時間を簡単に管理できるので、時間調節が苦手な方でも料理を楽しめます。

ふとした疑問の答えをすぐに教えてくれる

最後に、スマートスピーカーは日常のふとした疑問にも答えてくれます。
本や新聞にわからない用語が出てきたときや、ふと気になったことがあれば、スマートスピーカーに「○○って何?」と聞くだけでOK。スマホやPCを開かなくても、検索機能を使ってすぐに情報にアクセスできます。
また、検索ではすぐに答えが出ない哲学的な質問にも、AIなりのユニークな回答をしてくれるなど、話し相手として遊べる機能もありますよ。
お子さまのいる家庭であれば、物知りな良き友達になってくれるかもしれませんね。

スマートスピーカーはどうやって使う?

スマートスピーカーは、工事不要で簡単に使い始めることができます。
スマートスピーカーを使い始めるためのステップは、たった3つ。

  1. インターネットに接続
  2. ログイン(アカウント設定)
  3. 声をかける
スマートスピーカーの初期設定は、スマートフォンに専用アプリをインストールして行います。
まず必要なのが、スマートスピーカーをインターネットに接続すること。自宅のWifiのパスワードを入力し、正しくインターネットに繋げましょう。

次のステップが、アカウントの設定。
住所や連動させたい音楽サービスを追加して、ログインを行います。
最後に、声をかけて動作を試し、初期設定が完了します。

スマートスピーカーの選び方

スマートスピーカーの選び方

スマートスピーカーの選び方は、重点的に使いたい機能によって違います。
とはいえ、タイマーや検索機能などは、どのスマートスピーカーでも大差はないでしょう。
機種ごとに違いが出やすいのは、スピーカーの音質やショッピング機能。よく音楽を聴くなら、高音質なスピーカーが搭載されたハイエンドモデルがおすすめです。
また、Amazonでよく買い物する方やAmazon Prime会員の方は、関連サービスと連携できるAmazon Echoを選ぶといいでしょう。
逆にGoogle Play MusicやNetfixなど、Google Homeの連携サービスをよく使う方にはGoogle Homeがおすすめです。

おすすめのスマートスピーカーはどれ??

最後に、スマートスピーカーの中から代表的な2ブランドをご紹介します。

Amazon Echo

Amazon EchoはAmazonが開発したスマートスピーカーです。
特徴は、とにかく多機能なことです。
先にもお伝えした通りAmazonやAmazon Prime Musicと連携することができ、買い物や自分が持っていない音楽の再生も可能。
また、天気予報サイトや多種多様なローカルラジオをニュースソースとしていて、アクセスできる情報量が非常に豊富です。
電車の遅延や雨の予報をプッシュ通知してくれるのも、忙しい朝の時間に役立つ機能ですね。

Google Home

Google HomeはGoogleが開発したスマートスピーカー。
機能の数はAmazon Echoよりやや少なめですが、シンプルな分操作性がいいと感じるユーザーも多い機種です。
連携サービスはGoogle検索・Google Play Music・Google Photoなど、Google関連のものとなっています。
Google Homeならではの機能は、動画サイトとの連動。YoutubeやNetflixと連動し、操作が可能というのは他のスマートスピーカーにはない機能です。
また、6人までの話者認識が可能で、家族それぞれの予定の管理などができるのも、Google Home独自の機能となっています。

まとめ

まとめ

スマートスピーカーは声をかけるだけで様々な操作ができ、家事や育児をしながらスムーズな生活を叶える便利な家電。
基本的な機能は共通していますが、連携できる外部サービスに違いがあります。

また、話者認識やニュースソースといった機能の詳細にも差があるため、購入する際はしっかり比較して選びましょう。
わからないこと、詳しく聞きたいことがある方は、店頭のエディオンスタッフにぜひ質問してみてください。

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