人気FPSゲーム「レインボーシックス シージ(以下、R6S)」の国内大会「レインボーシックス Japan Championship 2020」が開催され、激闘の末、「CYCLOPS athlete gaming」が初代王者となりました。
【日本一決定🇯🇵】
「レインボーシックス Japan Championship 2020」決勝戦、
CYCLOPS Athlete Gamingが3-0でFAV Gamingに勝利。
190チームの頂点と1000万円の優勝賞金を勝ち取りました!!!!!!!!🎉🎉🎉おめでとうございます‼️‼️‼️#待たせたな世界#R6JC2020#レインボーシックスシージ pic.twitter.com/wHzEWd3gGO
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) October 18, 2020
「レインボーシックス Japan Championship 2020」とは」
本大会は、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)主催で、ゲーム開発会社ユービーアイソフト株式会社(以下、ユービーアイソフト)が手掛ける人気タクティカルシューターゲーム「R6S」の国内大会です。R6S国内大会最高額となる総額1500万円の賞金に加え、優勝チームは2021年に開催される世界大会に向けたリーグ戦「APAC North 2021」の入れ替え戦出場権を獲得可能となっています。
決勝進出チーム(全8チーム):
- FAV gaming
- Sengoku Gaming
- GUTS Gaming
- ELEMENT.36 JAPAN
- エヴァ:e
- Team NORTHEPTION
- CYCLOPS athlete gaming
- GEARMIX esports
目次
準々決勝
準々決勝では、オンライン予選を勝ち抜いてきた強豪チームを相手に「FAV gaming(以下、FAV)」「GUTSGaming」「エヴァ:e」「Cyclops athlete gaming(以下、CAG)」の4チームが見事勝利し、準決勝へ進む結果となりました。
試合結果
準決勝 エヴァ:e VS CYCLOPS athlete gaming
準決勝は、特に盛り上がりを見せた第2試合をピックアップして振り返っていきます。
マップ選択を見たキャスター陣は、今年のCAGの領事館のピック率の低さからエヴァ:eがピックをするだろうと予想。しかし、領事館もヴィラも国内においては最強であり世界でも戦えるレベルだとコメントしました。
第1マップ ヴィラ
第1マップは、CAGの選択マップ「ヴィラ」。マップ制圧の速さ、練度の高さが最初から見られ、パーフェクトラウンドで1ラウンド目を取得。エヴァ:eのエースMaavi選手が、完璧かと思われたCAGの包囲網をくぐり抜け、これをきっかけにパーフェクトラウンドでエヴァ:eが2ラウンド目を取得します。
CAGの駆け引きに動じることなく、自由に動き回り各選手の撃ち合いの強さを活かし、4-2とエヴァ:e優勢で前半を折り返します。
7ラウンド目、エヴァ:eがラッシュを仕掛けたものの、開始1分で2v4と人数不利になってしまいます。しかし、そんな状況でMaavi選手がキャスター陣も笑ってしまうほどの撃ち合いの強さを見せ、ラウンド取得を果たし、チームを救います。
この後も勢いは衰えぬまま、エヴァ:eが8ラウンド目を取得して、7-2とCAGの選択マップを攻略しました。
第2マップ 領事館
第1マップとは、打って代わりCAG優勢の展開に。特に防衛では、さまざまな情報を駆使し、相手を翻弄するなど、勢いをつけていきます。そうして迎えた最終ラウンド、エヴァ:eがなんとかプラントまでたどり着くものの、CAGが見事な対応を見せて第2マップを制しました。
第3マップ カフェ
第2マップで完全にペースを握ったCAGは、その後もエヴァ:eを寄せ付けることなく、勢いが衰えることなくマップを2つ先取し、決勝に駒を進めました。
LiSAさんのスペシャルライブパフォーマンス
3位決定戦の前に、今大会の公式ソングに抜擢されたLisAさんの新曲「play the world! feat.PABLO」のスペシャルライブパフォーマンスが配信にて披露されました。シージの世界観をイメージしたミリタリー調の衣装を身にまとい、選手たちが熱戦繰り広げた、領事館をモチーフにしたステージ上で圧巻のパフォーマンスを披露しました。
決勝 FAV gaming VS CYCLOPS athlete gaming
ついに行われる決勝戦。キャスター陣の勝利予想は、半々で分かれる結果に。また、今シーズンの両チームのプレイ情報からバンされた「テーマパーク」「カフェ」に関しては妥当で、プレイされるマップの順番が注目であるとコメントしました。
6ラウンド目まで、一進一退のシーソーゲームとなりましたが、攻守の切り替えのタイミングで仕掛けたCAGが、一気にマッチポイントまで持ち込みます。
10ラウンド目以降、FAVもリスキルや飛び出しでCAGの足止めを図り、6-6まで追い上げたものの、その後力尽きてしまいCAGが先に1マップ目を先取。
第2マップ クラブハウス
前半からCAGペースで試合が進行し、2-5とラウンド差が開いてしまったものの、ここからFAVが怒涛の追い上げを見せます。FAVは積極的にピークをして撃ち合いを仕掛けにいき、数的有利を数多く生み出してCAGのペースを一気に断ち切ります。
勢いのまま、怒涛のラウンド連取により、6-5で逆転。FAVが先にマッチポイントをかけます。
FAVのマッチポイントがかかった12ラウンド目、前目に出てきたFAVをCAGは冷静に対処し、数的不利ながらもラウンドを取得。6−6で延長戦に持ち込みました。
スコア7-7となって迎えた第15ラウンド。CAGがプラントを通し、Gatorada選手が驚異のトリプルキルを見せます。そして最後にはSuzuC選手がキルを決め、8-7でCAGが第2マップを勝ち取りました。この結果マップカウント2-0でCAGが優勝へ王手をかけます。
第3マップ 領事館
CAGにとっては優勝がかかる大一番、Anitun選手のROOKによる前目の撃ち合い、BlackRay選手のPULSEのピックや窓際での勝負が功を奏し、第2マップを勝ち取った勢いそのままに、4-2とCAG優勢な状況で前半を折り返します。
なんとしてでも、優勝を阻止し第3マップを取りたいFAVですが、CAGの勢いが止まりません。CAG持ち前の撃ち合いの強さ、カバーの速さでFAVを相手にあっという間に6-2とマッチポイントに持ち込みます。
9ラウンド目、序盤から互いに仕掛け、徐々に人数が削れて行きながらも、CAGはプラントまで漕ぎつけます。2v2でAfro選手が相手を一人落とし2v1に持ち込むも、最後は時間配分を意識したGatorada選手の見事な立ち回りによりラウンドを取得。この結果、第3マップを勝ち取ったCAGが見事優勝となりました。
見事優勝を果たした「CYCLOPS athlete gaming」には、優勝賞金1000万円と優勝トロフィーが授与され、選手コーチ共に全員で喜びを表しました。
優勝したCAGはもちろん、今大会に出場したチームも参加する「APAC Northリーグ」や「November Six Major」から目が離せません。また、4位となった「エヴァ:e」には、繰り上げで「APAC North 2021」の入替戦出場権が付与されました。新規チームでありながら素晴らしい結果を残した「エヴァ:e」の活躍にも注目が集まります。
激動の大会となった「レインボーシックス Japan Championship 2020」の大会レポートをお届けしました。
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ディスクリプション
人気FPSゲーム「レインボーシックス シージ」の国内大会「レインボーシックス Japan Championship 2020」が開催され、激闘の末、「CYCLOPS athlete gaming」が初代王者に。優勝賞金は1000万円で大会には190ものチームが参加する大型大会となりました。