SEIKOの腕時計「アストロン」の軌跡

  ~常に時代の一歩先を行く~
SEIKOの腕時計「アストロン」の軌跡

はじめまして。

時計好きの担当者が、思いのままに気のままに書くblogです。

時計の使い方、時計の歴史など思いついた事を時にはメーカー様より貴重な写真を頂きつつ、書いていきます。

 

第1回目は世界が認めた日本の時計メーカーセイコーについてです。

セイコーは1881年に服部時計店として創業後、

1924年に今のSEIKOの名を冠した初の腕時計を発売。

それから100周年を迎え世界を代表する時計メーカーとなったセイコーの世界を牽引し続きてきた腕時計「アストロン」についてご紹介します。

1924年 初のSEIKOブランド
初めてSEIKOの名を冠して発売された記念すべきモデル


第一の革命「クオーツ」腕時計の常識を変えた1本

世界の腕時計が機械式(ゼンマイ式)であった時代、

セイコーは1969年、世界に先駆け、現代の主流となる、クオーツ式腕時計を発売します。
※クオーツ式=電気を使用し、「水晶振動子(クオーツ)」と呼ばれる部品に、電流を流すことによって起きる規則的な振動により時を刻む方式。

「クオーツアストロン(初代アストロン)」の登場です。
今まで主流であった機械式を凌駕する精度、そして衝撃に強く、ゼンマイを巻く必要が無いなど、機械式に比べ多くの面で優れていました。

「クオーツアストロン(初代アストロン)」が開発されたことにより、

世界の腕時計は大きな転換点を迎え、このことは腕時計の歴史において大きな出来事である「クオーツショック」と呼ばれるようになります。

これ以降、小型化・小電力化していく技術が、腕時計の歴史を塗り替え、機械式より安価な価格で誰もが高精度な「時」を手にすることができるようになります。


1969年「クオーツ アストロン」
世界で初めて実用化されたクオーツ腕時計を発売

 

世界にセイコーの名前が知れ渡った瞬間の「クオーツアストロン」私も一度自分の腕に巻いてみたいです。

次回はセイコーの腕時計、第二の革命「宇宙とつながる腕時計」についてお話しします。

 

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