スマートスピーカーは「声」だけで照明のオン・オフを実現

スマートスピーカーは「声」だけで照明のオン・オフを実現

スマートスピーカーはそれ自体も便利ですが、対応している照明や家電と組み合わせることで、より暮らしがスムーズになります。

今回は、スマートスピーカー対応の照明についてまとめました。
スマートスピーカーで照明を操作できるとどんな場面で便利かや、スマートスピーカー対応照明を導入する方法など、詳しくご紹介していきます。

スマートスピーカーは「声」だけで照明のオン・オフを実現

スマートスピーカーは「声」だけで照明のオン・オフを実現

スマートスピーカーと連動する照明を導入すれば、音声操作だけで照明のオン・オフができるようになります。
照明のオン・オフは、確かにスイッチを押すだけの簡単な作業です。しかし、音声で操作できれば、もっと暮らしが便利になる場面があるのです。

具体的に、どんな場面でスマートスピーカーと連動した照明が役立つのか見ていきましょう。

手が塞がっていても照明がつけられる

照明の音声操作が便利な場面1つ目は、両手が塞がってしまっているとき。
たくさん買い物をして帰ってきたときや子どもを抱っこしているときなど、声をかけるだけで電気をつけられるので便利です。

従来の照明だと、一旦荷物を置いてスイッチまで行ったり、暗い部屋を手探りで進んだりという一手間がありますよね。
スマートスピーカーと照明を連動させれば、そういった小さな不便が取り除かれ、より便利に暮らせるのです。

立ち上がらずに明るくできる

趣味や仕事に没頭していると、気づかないうちに日が落ちて部屋が暗くなってしまうことがありますね。
そんなときも、スマートスピーカーと連動した照明を使っていれば、立ち上がることなく部屋を明るくすることができます。
照明のために一旦作業を中断する必要がないので、集中力を保つことができますよ

ベッドに入った後でも消灯できる

つい横になってウトウトしてしまったとき、また立ち上がって照明を消すのは意外と辛いもの。
スマートスピーカー連動の照明なら、ベッドに入ったまま「電気を消して」というだけで消灯できます。疲れている人こそ使いたい、便利な機能ですね。

また、個別設定をすれば「おやすみ」という言葉で消灯したり、「おやすみ」というコマンド一つで照明・エアコン・玄関の施錠など複数の作業を連動させたりすることもできますよ。

スマートスピーカーで照明を操作するには

スマートスピーカーで照明を操作するには、スマートスピーカーと連携できる照明か、スマートリモコンを導入する必要があります。

具体的な手段は、次の2つ。それぞれどんな準備が必要なのか、以下の項目で解説していきます。

  • スマートスピーカー対応の照明を使用する
  • スマートリモコンを設置する

スマートスピーカー対応の照明を使用する

スマートスピーカーで照明を操作する方法1つ目は、スマートスピーカー対応の照明を使用することです。
これには、Philipsが販売しているHueシリーズの商品などが当てはまります。

スマートスピーカー対応の照明は、一般的な電球や蛍光灯のような形状で、今使っている照明と置き換えるだけで使用を始められます。
単純なオン・オフだけではなく、シーンに合わせた明るさや色も音声操作で調節できる、高機能な照明器具です。

照明自体が付属のハブを通してインターネット接続しているので、スマートスピーカー以外にスマホの専用アプリでも操作ができますよ。

スマートリモコンを設置する

普通の照明でも、リモコン式のものならスマートリモコンを導入することでスマートスピーカーでの操作が可能になります。

スマートリモコンとは、リモコン自体がインターネット接続でき、スマートスピーカーやスマホからの操作を受け取って家電に指示を送る商品のこと。代表的な商品としては、eRemoteなどが挙げられます。

スマートリモコンに、家にあるリモコン式の照明の操作を学習させることで、スマートスピーカーで操作が可能となります。
テレビやエアコンなど、様々なリモコン式家電の操作をすることができます。

【応用編】スマートスピーカー×照明の使い方

【応用編】スマートスピーカー×照明の使い方

スマートスピーカーも対応照明も、工事不要で購入したその日から使い始めることができます。

使い方は現在使っている電球や蛍光灯をスマートスピーカー対応照明と付け替え、ハブと接続してアプリで簡単な設定を行うだけ。
部屋ごとの照明を独立操作したり、独自のフレーズを設定して便利に操作したりすることもできます。

部屋ごとに設定可能

スマートスピーカー対応照明に限らず、スマートスピーカー連動家電は部屋ごとに管理することができます。
なぜなら、Amazon EchoやGoogle Homeにはそれぞれの部屋を認識する機能があるため。

例えば、スマートスピーカー購入時に家の各部屋を「寝室」「リビング」「書斎」と登録し、寝室にスマートスピーカー対応照明を設置すると、その照明は「寝室の照明」と認識されます。
そのため、その照明がある場所に直接行かなくても、別の部屋から「○○の電気を点けて(消して)」と指示することができるのです。
今までいた部屋の電気を消し忘れてしまったときや、子どもの寝かしつけをしたいときなどに便利な機能ですね。

ちなみに、出先からでもスマホのアプリを通じて、部屋ごとの照明を操作することができます。

フレーズで動作を設定する

スマートスピーカー対応照明は、基本的に「電気を点けて/消して」「明るくして/暗くして」といった言葉で操作します。

しかし、個別にカスタマイズすれば、それ以外の言葉を使ってスマートスピーカーを操作することも可能です。
例えば「おはよう」や「ただいま」で全ての照明をつけたり、「いってきます」でオフにしたりという設定をしておけば、指示のコマンドよりスムーズに使いこなせますね。

また、照明以外にもスマートスピーカー連動家電があれば、「おはよう」の一言で照明とエアコンとテレビをオンにするというような、複数の操作を一気に行えます。
逆に「おやすみ」で全ての照明と家電をオフにする設定をしていれば、消し忘れも防止できますね。

毎日決まったルーティンがある方は、このようなカスタマイズ設定をすることでより暮らしがスムーズになりますよ。

その他スマートスピーカーでできること

スマートスピーカーでは、照明以外のスマート家電の制御もすることができます。

現在は、エアコン、テレビ、ロボット掃除機などで、スマートスピーカー対応の機種が発売されています。
さらに、自動洗浄・お湯張り機能がある浴槽や、音声操作で施錠ができるドアなど、スマートホームの設備も増えています。

スマートスピーカーで家や家電を一括管理すれば、その場で声を出すだけで家電操作ができるので、いちいち立ってそばまで行ったり、リモコンを探したりして操作する手間が無くなりますね。
スマートスピーカーと対応家電を導入することで、暮らしの中の細かな手間を省いて、より時間を有効活用することができるのです。

まとめ

まとめ

スマートスピーカーで照明を操作するには、スマートスピーカー対応の照明か、スマートリモコンを導入する必要があります。

照明のオン・オフは一見わずかな手間ですが、手に持っているものを置いたり、家事や仕事の手を止めたりしてスイッチの場所まで行くのは、意外にストレスフルなときも。
スマートホーム化の第一歩として、手軽な照明から導入してみるのはいかがでしょうか。

スマートスピーカーや対応照明についてもっとよく知りたい方は、店頭のエディオンスタッフに声をかけてみてくださいね。

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