モダンPCは、コンパクトなのに複雑な作業も可能でサクサク動く、ラップトップPCとタブレットの中間のような存在。
どこにでも持ち運び可能で高機能なモダンPCは、テレワークやお子さまの学習用PCとして人気が高まっています。
ここでは、そんなモダンPCとは何か?を定義や魅力から詳しく解説し、どんなシーンにおすすめか、エディオンがおすすめするモダンPCの機種についてもご紹介いたします。
モダンPCについて、1分で知りたい方は動画をチェック。
1分で分かる「モダンPCとは?」
目次
モダンPCとは?
モダンPCを一言で表すと、「動作が速く、高機能な薄型ノートパソコン」ということ。
具体的には、マイクロソフトは以下の条件を満たすものがモダンPCと定義しています。
・デザイン面:次のうちいずれかに該当するもの
デタッチャブル型(液晶とキーボードが分離できる) or コンバーチブル型(キーボード部分を折り返したりできる) or 厚さ18mm以下 or オールインワン
・パフォーマンス面:次のうちいずれかに該当するもの
SSD or SSD+HDD or eMMC or Intel Optane+HDD
・機能面:最新のOfficeを搭載していて、次のうち2つ以上に該当するもの
コルタナ(音声アシスタント)or Windows Hello(生体認証) or Windows Ink(ペン入力)or Sモード(Windows10のバージョン)
SSDとは、これまで主流だった「HDD(ハードディスクドライブ)」に代わる内蔵ストレージのことで、近年搭載されることが多くなっています。
衝撃に強く、コンパクトで軽いのが特長です。
モダンPCの定義は?通常PCとの違い
モダンPCには、上記で挙げたMicrosoftの定義以外にも各PCメーカーや機種ごとの特色があります。
しかし、どのモダンPCにも共通しているのが、以下のような要素です。
- 高速起動でストレスが少ない
- どこへでも持っていける
- 創造性、生産性アップ
モダンPCは、普通のPCよりもコンパクトで軽量。持ち運びやすいのに、処理能力に優れていてサクサク操作できるのが特長です。
一般的なPCよりコンパクトなのに、できることはタブレットより多く、処理能力も優れているというイメージですね。
操作も通常のPCより直感的にできるので、これまでPCを使い慣れていなかった方や、お子さまの初めてのPCにも適しています。
モダンPCの7つの魅力を紹介!
それでは、モダンPCの7つの魅力をご紹介していきます。
具体的に使用シーンが見えてくると、あなたもモダンPCが欲しくなるはずですよ。
処理能力が高く、同時タスクでもサクサク動く
モダンPCは、処理能力が高いのが特長です。
多くのモダンPCは、ストレージとしてSDDやeMMCを搭載していて、起動速度は従来のHDDの2倍以上です。
また、立ち上げは顔・指紋認証でパスワードの入力不要なので、さらに高速スタートアップが可能。使い始めるまでの待ち時間が必要なく、ストレスなく使用できますよ。
さらに、CPUも高いパフォーマンスのものを搭載した機種が多いので、複数のアプリを同時に開いてもサクサク動きます。
マルチタスクが可能なので、スマホやタブレットとは比べ物にならないほど作業効率が上がります。
軽くて薄いから、外出先にも持ち出せる
モダンPCはかさばるDVDドライブを搭載していません。薄くて軽いのでどこにでも持ち運ぶことができます。
ノマドワーカーの方の作業用や、社外での打ち合わせ、大学生の授業用PCとして大活躍しますね。
また、DVDドライブは繊細で壊れやすいという特徴もありますが、搭載してないことでそういった心配もなくなりました。
なお、DVDの読み込みや再生は、外付けDVDドライブを別途購入して接続することで可能になります。
パスワード不要!顔・指紋認証で簡単ログイン
モダンPCは顔・指紋などの生体認証を搭載している機種もあります。
起動時にパスワードの入力が不要で、素早い立ち上げが可能です。
また、パスワード流出により他人に使われてしまうことも防げます。
スマホやタブレットのように、気軽に使えるのもモダンPCの魅力ですね。
高機能なのに洗練されたデザイン
大容量のストレージや高機能なCPUを搭載しているのに、モダンPCはコンパクトで洗練されたデザインです。
大画面を搭載した機種でも1.5kgを切る薄型タイプがほとんどなので、普段使いのバッグに入れたり、小脇に抱えて移動したりと楽々。
外での使用を意識しているので、余計な装飾もなく使いやすいです。
また、ボディに使われる素材やデザインの改良により、持ち運び時に心配な衝撃にも強くなっています。
長時間バッテリーだから、外出時の作業が捗る
外での作業を想定して長時間バッテリーを搭載しているのも、モダンPCの特長の一つ。
機種にもよりますが、20時間近いバッテリー駆動時間を誇るものもあり、外でも長時間のハイパフォーマンスを発揮できます。
カフェや図書館などで作業をしたい時、電源プラグを一緒に持ち運んだり、電源が使えるところにこだわったりしなくてもいいのはとても便利ですね。
タッチ操作だから、スマホ感覚で使える
ほとんどの人がスマホを使っている現代では、マウスとキーボードでの作業よりタッチ操作に慣れている人の方が多数。
その点モダンPCは直感的なタッチ操作が可能なので、これまでPCを使い慣れていない方でも簡単に使い始められます。
画面の取り外しが可能なモデルなら、画面部分のみでスマホやタブレットのように使うこともできますよ。
最新のOffice・Windows10が使える
モダンPCには、最新のOfficeとWindows10が搭載されています。
従来版と最新のOffice365・Windows10の違いは、テレワークやモバイルワークを意識した機能が追加されていること。
会社で自分が使用しているデスクトップPCや、手持ちのスマホ・タブレットと情報を共有して、いつでもどこでもシームレスに作業することができます。
また、一緒に仕事をする仲間と情報を共有し、同じファイルを共同編集することも可能です。
今後、働き方はますます多様化していくことが予想されます。持ち運びがしやすく、どこでも作業可能なモダンPCはさらに注目を集めていくでしょう。
モダンPCの使い方
それでは、具体的なモダンPCの使い方について、日常で活躍するシーンをともにご紹介いたします。
テレワークや資料の同時編集が可能
ビジネスパーソンは、テレワークやモバイルワークにモダンPCを導入するのがおすすめ。
持ち運びしやすいモダンPCは、常に通勤鞄に入れておいてもかさばりません。
それでいて処理能力は高いため、仕事で扱うサイズの大きなデータをサクサク編集しながら、Web会議をすることも可能です。
また、共同編集機能もあるため、同じ場所にいなくてもチームで情報を共有して仕事を進めることが可能です。
自宅の好きな場所や、カフェなど外でも使いやすいので、テレワークにもってこいのPCです。
ペン対応だから、お子さまの学習向けにも役立つ
スマホのように直感的に使えるモダンPCは、お子さまの学習用PCとしてもおすすめです。
2in1タイプなら、画面を取り外せば好きな場所でタブレットとして使うことができます。
お子さまの動画視聴や、お絵かき、教育系ゲームアプリなど、子育てでモダンPCが役立つ場面はたくさん。成長した後も、キーボードを取り付ければレポート作成や動画・音楽編集などに活躍します。
さらに、Windows10 のMicrosoft ファミリ機能は、使用時間やアクセス制限の設定も可能なので、子どもでも安心して利用することができます。
授業用のデジタルノートとして活用できる
学生さんがモダンPCを使うなら、授業用のデジタルノートとして使うのが便利。
キーボード入力・手書き入力が両方可能なので、直感的に必要な情報を記録することができます。
音楽や画像なども集約できるので、様々な情報をコンパクトに凝縮することが可能です。
もちろん、通常のPCのように、課題のレポートやプレゼン資料の作成にも活躍しますよ。
移動が多く忙しい学生なら、持ち運びしやすいモダンPCがおすすめです。
モダンPCのおすすめ3選
最後に、数ある中から、エディオンが特におすすめするモダンPCを3機種ご紹介します。
Dynabook|G8 P1G8MPBL
- CPU:インテル® Core™ i7-10710U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 512GB
- モニターのサイズ:13.3型ワイド
- バッテリー駆動時間:約18.5時間
Dynabookの「G8 P1G8MPBL」は、約18.5時間の長時間バッテリーが魅力。
ディスプレイの大きさも十分で、メモリ、ストレージ容量やCPUも高スペックなので、とにかく高機能なモダンPCを求めている方におすすめです。
Lenovo ideapad S340|81UM0024JP
- CPU:インテル® Core(TM) i7-10510U プロセッサー
- メモリ:8MB
- ストレージ:SSD 512GB
- モニターのサイズ:13.3型
- バッテリー駆動時間:約14.0時間
Lenovoの「ideapad S340」は、メモリ容量が小さめなエントリーモデル。余分な装飾が全くない、シンプルなデザインもポイントです。
安価ですが処理能力やストレージは高機能なので、コスパのいいモダンPCをお探しの方におすすめです。
NEC モバイルノートパソコン LAVIE|PCHM350PAWE3
- CPU:第8世代 インテル® Core™i3-8145U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 約256GB
- モニターのサイズ:14.0型ワイド
- バッテリー駆動時間:約9.2時間
NECの「LAVIE PCHM350PAWE3」は、ストレージサイズは小さめですが、画面が大きく動画視聴やデザイン等の作業に適したモデルです。
エディオンオリジナルモデルは、メモリが8GBにパワーアップされています。
まとめ
ここまで、文章でモダンPCの良さをお伝えしてきましたが、やはり購入に踏み切るには実際に触れてみるのが一番。
ぜひ店頭で、モダンPCの立ち上がりの速さや、サクサク動く快適さを体験してみてください。
今回ご紹介したおすすめモデル以外の機種についても、店頭で知識豊富なエディオンスタッフが丁寧にご案内します。
わからないことやおすすめ機種など、お気軽にご相談ください。