完全ワイヤレスイヤホンは、ケーブルがなく装着時もストレスフリーなのが魅力。
テレワークや通勤・通学、ワークアウト中やリラックスタイムなど、音楽や動画の楽しみ方がより自由になります。
今回は、完全ワイヤレスイヤホンの選び方と、エディオンがおすすめする最新モデル5選をご紹介していきます。
目次
完全ワイヤレスイヤホンとは
完全ワイヤレスイヤホンとは、Bluetoothでオーディオ機器やスマホ・PCに接続するワイヤレスイヤホンの中でも、左右を繋ぐケーブルがないもの。
ケーブルが一切ないので、髪やマフラーに引っかかって取れてしまったり、バッグの中で絡まったりということがありません。
また、軽量で着用感が良いこともポイントです。
完全ワイヤレスイヤホンがおすすめな人
それでは、日常のどんな場面で役立つのか、具体的にお伝えしていきます。
テレワークでイヤホンを使うことが増えた人
テレワーク中は、作業をしながら好きな音楽を聴いたり、Web会議や電話の発着をしたりと何かとイヤホンを使う機会が多いです。
ケーブルのあるイヤホンだと、トイレや飲み物を取りに行く時など、ちょっと立ち歩く時にいちいちイヤホンを外さなければならず、何かとストレスになります。
完全ワイヤレスイヤホンなら、テレワーク中もスムーズに動けるのはもちろんのこと、タッチ操作機能やマイクもついている機種なら、音楽を聴いていてもすぐに電話に出られます。
また、カフェやコワーキングスペース、サテライトオフィス等での作業中も、音楽やポッドキャストを楽しむことができます。
音楽を流さなくても、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンであれば、気になる生活音を低減して仕事により集中することが可能です。
サブスクで動画・音楽を楽しみたい人
完全ワイヤレスイヤホンは、動画や音楽を楽しむ際にも便利です。
コードがないので、姿勢や画面からの距離を気にする必要がなく、リラックスタイムがよりストレスフリーになります。
また、サブスクの動画や音楽は、スマホにダウンロードすれば通信量を気にせず通勤・通学中にも視聴することが可能。
サブスクのサービスをいつでもどこでも楽しむためには、イヤホンは必須アイテムです。
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イヤホンジャックのないスマホに変えた人
近年、スマホはイヤホンジャックを搭載していない機種も増えてきました。
そういった機種でケーブルのあるイヤホンを使うには変換プラグが必要なため、Bluetoothで接続できるワイヤレスイヤホンを持っていると何かと便利です。
またiPhoneだと、Lightning端子用のイヤホンを挿しているときは同時に充電ができませんが、ワイヤレスイヤホンなら音楽や動画を充電しながら楽しむことができます。
外出やトレーニング時にストレスなくイヤホンを使いたい人
移動中や、ランニング・トレーニングなどで身体を動かすとき、コード付きのイヤホンは邪魔になりがち。
手や髪に引っかかって耳から抜けてしまうと紛失や故障のリスクがありますし、汗で体にコードが張り付くのも不快です。
完全ワイヤレスイヤホンなら、どんなシーンでも快適に音楽を楽しむことができます。
完全ワイヤレスイヤホン選びのポイント
それでは、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ時には、どんなポイントに注目すべきなのかを解説していきます。
バッテリーは充分持つか
完全ワイヤレスイヤホンは、その仕組み上使用中に電源を供給することができません。
そのため、イヤホン自体の連続再生時間や、充電ケースに貯めておける充電量は重要なポイントです。
また、10〜15分ほどの短時間で1時間ほどの再生が可能になる急速充電機能も、ついていると便利です。
バッテリーの持ちは機種やメーカーによってばらつきが大きいですが、イヤホン単体で5時間以上は持つモデルが安心です。
満足できる音質か
音質は好みがあるので、実際に視聴してみるのが一番ですが、一つの基準となるのが対応コーデックの種類。
コーデックとは、音声を無線送信するために圧縮する方式のことです。
ワイヤレスイヤホンは全ての機種が必ず「SBC」に対応していますが、SBCは遅延が少し気になりやすいのがネック。
SBCでも気にならないという声もありますが、特にワイヤレスイヤホンで動画を視聴するのであれば、コーデックは注意しておいた方が良いポイントです。
iPhoneは「AAC」、Androidなら「aptX」という、SBCよりも遅延が少なめで高音質なコーデックに対応しているのが望ましいです。
また、ハイレゾ音源を再生するなら「aptX HD」または「LDAC」、Androidユーザーで遅延の少なさをさらに追求するなら「aptX LL」に対応したワイヤレスイヤホンがおすすめです。
安定した接続で音が途切れないか
ワイヤレスイヤホンはプレイヤーとの接続が安定しないと、音が途切れてしまってストレスになりがちです。
そのため、できるだけ最新のチップを搭載していて接続が安定しやすい機種を選ぶのがおすすめ。
Bluetooth5.0以降に対応しているモデルだと、音途切れが起こりにくいです。
ただし、プレイヤーとの相性によっては最新チップでも安定しない場合があるので、できれば店頭で試したり、レビューなどを参考にするのがおすすめです。
その他あると便利な機能
最後に、完全ワイヤレスイヤホンに必須というわけではありませんが、ついていると便利な機能について解説します。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能とは、周囲の雑音と逆の周波数を発することで、ノイズが聞こえにくくする機能のことです。
雑音を防いでより音楽や動画に没頭したり、無音に近い状態を作って仕事に集中しやすくする効果があります。
ただし、外で使う場合にはある程度周りの音も聞こえた方が安全なので、オン/オフが切り替えられたり、外音取り込み機能付きのモデルがおすすめです。
防水・防滴
防水・防滴機能は、雨の日でもワイヤレスイヤホンを安心して外で使いたい方や、ランニングやトレーニング中に使いたい方におすすめ。
防水・防滴機能は「IPX1〜7」の7段階で表され、数字が大きいほど耐水性能が高いです。
IPX6以上であれば、日常的な水濡れにしっかり耐えることができます。
連携アプリ・音声アシスタント対応
商品によっては、専用アプリで音質を調節できたり、SiriやGoogleアシスタントといった音声アシスタントに対応しているワイヤレスイヤホンも。
スマホと接続して使うことが多い方・音声操作をしたい方は、スマホとの連携機能にも注目しましょう。
【2020年】最新おすすめ完全ワイヤレスイヤホン5選
最後に、エディオンがおすすめする最新の完全ワイヤレスイヤホン5選をご紹介します。
ソニーWF1000XM3
- 再生時間:6時間+24時間
- Bluetooth:5.0
- ドライバー:6mm(CCAWボイスコイル採用)
- コーデック:AAC/SBC
- 防水:なし
ソニーWF1000XM3はソニーのフラッグシップモデル。
業界最強クラスとも言われるノイズキャンセリング機能に加え、外音取り込み機能も搭載していて、シーンを選ばず幅広く使うことができます。
また、完全ワイヤレスイヤホンとして初めて音をハイレゾ相当に引き上げる技術「DSEE HX」を搭載ていることも魅力。
バッテリー持続も6時間+24時間と十分で、アプリ連携・Googleアシスタントにも対応など、様々な便利機能がついたおすすめモデルです。
オーディオテクニカ ATHSQ1TWBK
- 再生時間:6.5時間+19.5時間
- Bluetooth:5.0
- ドライバー:5.8mm
- コーデック:SBC
- 防水:IPX4相当
オーディオテクニカ ATHSQ1TWBKは、低遅延モードを搭載しているのがポイント。
いつでもどこでも、動画やゲームを楽しむことができます。
また、6色のカラーバリエーションで見た目も楽しく、片側5.2gの軽量設計なので長時間つけていてもストレスになりません。
女性やお子様にも、ぜひおすすめのモデルです。
アップル AirPods Pro MWP22JA
- 再生時間:4.5時間+24時間
- Bluetooth:5.0
- ドライバー:不明
- コーデック:非公開
- 防水:IPX4
アップル AirPods Proは、アップル社ならではのスマートなデザインと、iPhoneやMacなどアップル製品との相性の良さが魅力です。
また、より外部の音を遮断することに長けた「アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)」を搭載していて、どんなシーンでも音楽や通話に集中することができます。
ソニー WFXB700B
- 再生時間:9時間+18時間
- Bluetooth:5.0
- ドライバー:12mm
- コーデック:SBC/AAC
- 防水:IPX4相当
ソニー WFXB700Bは、左右同時伝送方式を採用し、遅延が少なく途切れにくいのがポイント。
さらに、本体のみで9時間のロングバッテリーも魅力で、テレワークや長時間の移動など、連続使用時間が長い方におすすめのモデルです。
BOCO PEACETW1BK
- 再生時間:5時間+12時間
- Bluetooth:5.0
- ドライバー:10mm
- コーデック:SBC
- 防水:IPX7
BOCO PEACETW1BKは、珍しい完全ワイヤレスの骨伝導イヤホン。
耳をふさがないので周囲の音も聞こえ、ランニング中や外出中、テレワーク中もインターホン・電話を聞き逃しません。
また、防水性能は最高水準のIPX7なので、水没の心配がないこともポイントです。
まとめ
今回ご紹介したワイヤレスイヤホンは、エディオン店頭で試聴できるモデルもあります。(一部展示がない商品・店舗もあるので、詳細はお近くのエディオン店舗にご確認ください)
音質やフィット感、手持ちのデバイスとの相性などは、実際に試聴してみるのが一番。
自分にぴったりのワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ知識豊富なエディオンスタッフにご相談ください。