Amazon Echoの主な機能・使い方を解説

Amazonが販売しているスマートスピーカー「Amazon Echo」は、他のスマートスピーカーに先駆けて登場した商品です。
Amazon EchoはショッピングやKindleの読み上げなど、Amazonと連携した機能が魅力です。

今回は、そんなAmazon Echoについて、特徴や他のスマートスピーカーと差別化できる点を解説していきます。

Amazon Echoってなに？

Amazon Echoはその名の通り、Amazonが開発・販売しているスマートスピーカーです。
Amazon Echoは他のスマートスピーカーに先駆けて、2015年に発売。日本で入手できるようになったのは、2017年からです。

発売当初のラインナップは、

Amazon Echo
Amazon Echo Dot
Amazon Echo Plus

の3種類でしたが、現在はそこに

Amazon Tap
Amazon Echo Look
Amazon Echo Show
Echo Spot
Echo Auto
Echo Input
Echo Link
Echo Flex

が加わり、全11種類のラインナップとなっています。

Amazon Echoの主な機能・できること

スマートスピーカーの中でも、Amazon Echoは機能の数が非常に多いシリーズです。

主にどんなことができるのか、スマートスピーカーのなかでAmazon Echoにしかない強みを解説していきます。

代表的な機能

Amazon Echoでは、多くのスマートスピーカーに搭載されている基本機能である

ハンズフリーで音楽再生
ショッピングサイトとの連携
ニュースの読み上げ
スケジュール管理
家電の操作
レシピの読み上げやアラーム
調べもの

などが全て可能です。

また、「スキル」と呼ばれるアプリをインストールすることで、機能の拡張ができます。
3,000以上あるAmazon Echoのスキルはスキルストアからダウンロード可能で、ゲームやキャラクター音声、提携サービスの音声操作機能などが追加できます。

Amazon Echoでしかできないこと

Amazon Echoには、他のスマートスピーカーにはできない機能も搭載されています。
大まかに言うと、Amazon Echoと他のスマートスピーカーが差別化できるポイントは以下の3つ。

Amazonでショッピング
Amazon Primeの動画を再生
Kindleの読み上げ

どれも、Amazon Echoならではの機能です。

Amazonでショッピング

Amazon Echoシリーズは、音声操作のみでショッピングができる唯一のスマートスピーカー。
他のスマートスピーカーも買い物メモの作成まではできますが、音声操作だけで購入までが完了するスマートスピーカーはAmazon Echoだけです。

暮らしの中で、足りないもの、欲しいものに気付いた時は、「◯◯が欲しい」とAmazon Echoに声をかけるだけ。
そうすると、Amazon EchoがAmazon primeの対象商品の中から該当するものを検索し、購入するかどうか尋ねてくれます。

ちなみに、購入を確定するには「買い物コード」というパスワードが必要なので、子供によるいたずらや誤購入はきちんと防げます。
モニター付きのEcho Showなら、購入する商品の画像をビジュアルで確認できるので、より安心ですね。

Amazon Primeの動画を再生

Amazon Echoシリーズのスマートスピーカーの中でも、モニター付きのEcho ShowではAmazon primeの動画を再生することができます。
動画の検索や再生、巻き戻し・早送りも音声操作のみでできるので、家事や仕事で手が離せないときも操作がスムーズです。
モニター付きのスマートスピーカーは音声操作が可能なタブレットのように使えるので、タッチ操作に慣れていないお子さんや高齢者にも使いこなせます。

ちなみに、Amazon primeだけでなく、YouTubeやDairyMotionといった動画サイトの動画も再生可能ですよ。

Kindleの読み上げ

Amazon EchoはKindleにダウンロードした電子書籍の読み上げもできます。
この機能は、家事や子供の相手をしながら本の知識をインプットしたいときや、文字で読んでもなかなか頭に入ってこないという方におすすめ。

目が見えない方や視力が悪い方も、点字やオーディオブックに対応していない本を読むことができますね。
スマートスピーカーが読書を助けてくれることで、より本が身近な存在になります。

Amazon Echoの使い方

Amazon Echoは工事不要で簡単に使い始められるスマートスピーカーです。使い始める時は、商品を購入していくつかの簡単な設定を行うだけ。

Amazon Echoを最初に使い始めるときの方法や、基本的な操作方法を解説していきます。

初めて使うときは

Amazon Echoを初めて使うときの手順は、以下の3ステップ。

電源を入れ、インターネットに接続
スマホにインストールしたアプリでアカウント設定
声をかけて使い始める

Amazon Echoは「Alexaアプリ」を使って設定を行います。
Amazonに搭載されているAIであるAlexaは、「Alexa」「Amazon」「Echo」「Computer」といったウェイクワードで操作できます。

コマンドやボタンを使いこなそう

Amazon Echoには、上部に4つのボタンがついています。
それぞれのボタンの意味と使い方は、以下の通り。

マイクオフボタン（マイクの絵に斜線）：Amazon Echoのマイクを切り、作動しない状態にする
アクションボタン（・）：モード切替や、Alexaに音声指示をする前に押す
音量調整（＋・−）：音量の調整

基本的に、ボタンに描かれた絵から連想できる機能のみなので、Amazon Echoのボタン操作に戸惑うことはないでしょう。
アクションボタンは、長押しするとセットアップモードになり設定が行えて、音声指示の前に短く押すとウェイクワードを言う必要がなくなります。

また、Amazon Echoを音声操作するときには、一定の「コマンド」を知っておくと便利です。
コマンドとは、スマートスピーカーが各機能を発動させるきっかけとなる言葉です。
例えば、
「アレクサ、〇〇というプレイリストを流して」
「アレクサ、1ドルはいくら？」
「アレクサ、〇〇は英語でなんて言うの？」
など。

スマートスピーカーのコマンドは数え切れないほどありますが、できること・できないことやきっかけとなるキーワードを頭に入れておくとスマートスピーカーの操作がスムーズになります。

また、Amazon Echoは「定型アクション」という機能を使うと、いくつかの操作を一つのコマンドにまとめることができます。
例えば「アレクサ、おはよう」と言ったら、「部屋の電気をつけ、テレビをつけ、今日の天気とニュースを読み上げる」など。
Amazon Echoはスキルの追加や定型アクションで自分用にカスタマイズすると、より暮らしが便利になりますよ。

Amazon Echo買うならどれ？

先に触れた通り、Amazon Echoは現在11種類のラインナップがあります。
種類によって最適なシチュエーションが異なるため、どのスマートスピーカーがどんな生活スタイルに向いているのかを見ていきましょう。

Echo

EchoはAmazon Echoの中でもっともスタンダードなスマートスピーカーです。
音質・音量・大きさなどが全ての機種の中で中間的なので、機種選びに迷ったらEchoを選ぶのが無難でしょう。

マイク性能や音量は10畳を超える広い部屋でも対応できるので、リビングなど広い部屋に置きたい場合におすすめです。

Echo Show

Echo Showはモニター付きのスマートスピーカーです。
そのため、スマートスピーカーのリアクションを音声だけではなく画像・映像でも確認したい時におすすめ。
例えばレシピの確認や、ショッピング機能で購入するものを確認したい時に役立つでしょう。
また、動画再生やビデオ通話ができるのもEcho Showの強みです。
ただし、マイク性能はそこまで高くないので、遠くから声をかけるような使用方法はおすすめできません。

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