ローランド(Roland)の電子ピアノおすすめ5選

ローランド(Roland)は、日本で初めて電子ピアノを販売したパイオニア的な存在のメーカー。
現在も、プロ御用達のモデルから初心者向けのモデルまで、幅広い電子ピアノを取り揃えています。

今回は、そんなローランドの電子ピアノの中から特におすすめのモデルを5つご紹介。
ローランドの電子ピアノの魅力や、シリーズごとの特徴も詳しくお伝えしていきます。

ローランド(Roland)の電子ピアノについて

ローランド(Roland)の電子ピアノについて

まずは、ローランド(Roland)の電子ピアノについて基礎知識を知っていきましょう。

電子ピアノのパイオニア的存在

ローランドは、電子ピアノのパイオニア的な存在です。
ローランドが初めて電子ピアノを開発・販売したのは、1973年。内部に弦やハンマーといった発音構造のない「純電子発振方式」は、当時としては画期的でした。

その後、1974年には世界初のタッチセンス付き鍵盤を開発。1983年には初のMIDIを装備した電子ピアノを発売するなど、ローランドは常に電子ピアノという製品の最先端を牽引する存在でした。

現在も、ポータブルタイプからグランドピアノ型まで、先進技術を盛り込んだ電子ピアノを多数販売しています。

ローランド(Roland)の電子ピアノの特徴

ローランドの電子ピアノは、長い電子楽器開発の歴史を持つメーカーらしく、技術力が非常に優れています。
ほぼ全てのモデルで、「エスケープメント機構」を採用し、グランドピアノ特有のクリック感を表現。
音域や強弱の違いによる鍵盤の重さなど、生ピアノの弾き心地をリアルに再現することにこだわっています。

また、ローランドの電子ピアノの音は、伸びやかで広がりのある響きが特徴。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインなど有名メーカーのピアノの音色を分析し、理想的な音色を作り出しています。

ローランドは立体音響も手がけている会社なので、小さな音やヘッドホンで聴く音の立体感は、電子ピアノメーカーの中でも随一と言えます。
音やタッチには本格的なこだわりを見せる反面、スイッチの名称をひらがな・カタカナ表記にしたり、指番号やドレミ番号を表示したりと、音楽初心者に優しい作りになっているのも特徴的です。

ローランド(Roland)の電子ピアノのタイプは?

ローランドの電子ピアノは、5つのシリーズに分かれて販売されています。

  • ホームピアノ
  • プレミアムホームピアノ
  • ポータブルピアノ
  • グランドピアノ
  • ステージピアノ
中でも家庭で購入しやすい、グランドピアノ・ステージピアノ以外の3つのシリーズについて、それぞれの特徴を解説していきます。

ホームピアノタイプの特徴

ホームピアノタイプはHP700などのキャビネット型で、家庭に設置しやすいコンパクトな作りの電子ピアノです。
全シリーズの中でもっともモデル数が多く、価格や機能の幅も多岐に渡ります。

家庭で気軽にピアノ演奏を楽しみたい方や、お子さまの練習用としておすすめのシリーズです。

プレミアムホームピアノタイプの特徴

プレミアムホームピアノタイプは、LX700などのアップライト型です。

4~8個のスピーカーを内蔵し、同時発音数はピアノの音色の場合は無制限。
音の広がりや立体感、タッチのリアルさなど、まるで生ピアノのような弾き心地と表現力にこだわったシリーズです。

自宅でも本格的な演奏を楽しみたい、ハイスペックな電子ピアノを探している方におすすめです。

Kiyola(きよら)とは

Kiyola(きよら)とは、他のプレミアムホームピアノタイプとは全く違うジャンルのモデルです。

まず、他のプレミアムホームピアノタイプがアップライト型なのに対し、きよらはコンパクトなキャビネット型です。素材には天然木を用い、カリモク家具の職人がハンドメイド。

他のプレミアムホームピアノタイプが音にこだわっているのに対し、きよらはインテリアに馴染むデザインにこだわったスタイリッシュな電子ピアノです。
2015年にはグッドデザイン賞を受賞しており、見た目にもこだわって電子ピアノを選びたい方におすすめです。

ポータブルピアノタイプの特徴

ポータブルピアノタイプは、型番に「FP」がついたスタイリッシュタイプの電子ピアノです。

シリーズ名の通りコンパクトで持ち運びができ、他のシリーズに比べると価格・機能面は抑えめ。
しかし、コンパクトでも音やタッチにはしっかりこだわり、グランドピアノのような確かな弾き心地を楽しめます。

予算を抑えながら、高品質な電子ピアノを選びたい方におすすめのシリーズです。

ローランド(Roland)はこんな人におすすめ!

ローランド(Roland)はこんな人におすすめ!

ローランドの電子ピアノは、とにかくリアルな音やタッチ感にこだわりたい方におすすめです。

特に、クオリティをとことん追求したい方は、生ピアノと変わらない感覚で弾けるプレミアムホームピアノタイプがおすすめ。
お子さまやピアノ初心者の方など、予算を抑えながら生ピアノに近い弾き心地を楽しみたい方には、ホームピアノタイプが適しています。
ポータブルピアノタイプはコンパクトで置き場所を選ばず、一人暮らしの方でも日常に気軽にピアノを取り入れることができますよ。

予算や目的に合わせて、自分に最適なローランドの電子ピアノを選んでみましょう。

ローランド(Roland)のおすすめ電子ピアノ5選

それでは、エディオンで取り扱っているローランドの電子ピアノの中から、特におすすめのモデルを5つご紹介します。

ローランド 電子ピアノ HPシリーズ HP704

ローランド 電子ピアノ HPシリーズ HP704

  • 同時発音数:ピアノは無制限、その他の音色は384
  • スピーカーの数:4
  • 便利機能(1~2個):324種類の音色、内蔵曲412曲
HP704はホームピアノタイプの中でもプレミアムなモデル。
ハイブリッド構造の「PHA-50鍵盤」を採用し、グランドピアノさながらの本格的なタッチを再現しています。

HP704は4つのスピーカーを搭載し、同時発音数はピアノの音色の場合無制限。立体感のある音の広がりと、どんな曲でも弾きこなせる自由度が魅力です。

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ローランド 電子ピアノ RP501R

ローランド 電子ピアノ RP501R

  • 同時発音数:128
  • スピーカーの数:2
  • 便利機能(1~2個):ヘッドホン・3D・アンビエンス、Bluetooth機能
RP501Rは音やタッチにこだわったプレミアムタイプのエントリーモデル。
高精細センサーを搭載した「PHA-4 スタンダード鍵盤」を採用し、繊細な指の表現を正確に音に反映します。

さらにBluetooth機能付きでスマートフォンやタブレットと接続でき、新しいピアノの楽しみ方も提案。
初めてピアノを演奏する初心者の方や、お子さまにおすすめのモデルです。

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ローランド 電子ピアノ FP30

ローランド 電子ピアノ FP30

  • 同時発音数:128
  • スピーカーの数:2
  • 便利機能(1~2個):デュアル/スプリットモード、Bluetooth機能
FP30は電子楽器ならではの楽しみ方ができる多機能な電子ピアノです。

ピアノを含め35種類の音色と、チューニング機能・トランスポーズ機能・エフェクト機能などを搭載。2つの音を重ねるデュアルモードや、鍵盤の左右で異なる音色を使うスプリットモードも搭載されているので、様々な音楽ジャンルに対応することができます。

また、Bluetooth機能を使えば、スマホやタブレットと連動してさらに多彩な機能が楽しめますよ。

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ローランド 電子ピアノ きよら KF10

ローランド 電子ピアノ きよら KF10

  • 同時発音数:ピアノは無制限・その他の音色は384
  • スピーカーの数:4
  • 便利機能(1~2個):Bluetooth MIDI機能
きよらは国産家具メーカー「カリモク」とのコラボレーションで生まれた、スタイリッシュな電子ピアノです。
もっとも特徴的なのはそのデザインで、ピアノというよりは家具のような、唯一無二の存在感が魅力。

見た目だけではなく、音やタッチはローランドの技術が生きていて、「PHA-50」鍵盤搭載でリアルな演奏感を楽しめます。

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ローランド 電子ピアノ LXシリーズ LX705

ローランド 電子ピアノ LXシリーズ LX705

  • 同時発音数:ピアノは無制限・その他の音色は256
  • スピーカーの数:4
  • 便利機能(1~2個):Bluetooth機能、ヘッドホンでの消音演奏
LX705はグランドピアノの音と響きを徹底的に再現した、ピアノに真剣に向き合う方におすすめのモデル。
表現力に定評のある「PHA-50」鍵盤と「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を採用し、演奏者の繊細な表現を正確に音に反映します。

さらに、Bluetooth機能・メトロノーム・ヘッドホン機能なども搭載し、本格的な家庭練習に最適の電子ピアノとなっています。

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まとめ

まとめ

ここまでローランドのおすすめ電子ピアノをご紹介してきましたが、実際に電子ピアノを購入する際は試し弾きがマストです。
エディオンでは各店舗にローランドを含めたおすすめ電子ピアノを展示していますので、ぜひ店頭で試してみてくださいね。
電子ピアノについてわからないことがあるときは、ぜひ豊富な知識を持つエディオンスタッフに相談してみましょう。

なお、どの店頭にもラインナップが豊富に揃っているというわけではないため、事前にお問い合わせいただけるとさらにスムーズですよ。

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