掃除機の購入や買い替えを考えたとき、どのような掃除機を購入すると良いのでしょうか?一昔前であれば、種類の少なかった掃除機ですが、今では様々な種類のものが出ています。そのため、どの掃除機を買えばよいかわからなくなることもあるでしょう。本記事では、掃除機の種類やその選び方についてご紹介します。
目次
近年の掃除機の特徴やトレンド
近年、掃除機はコンパクトなものがトレンドとなっています。昔からあるキャニスター型の掃除機から、女性が手軽に扱うことのできるスティック型の掃除機、比較的歴史の浅いロボット型掃除機など多くの種類がありますが、どの種類のものであってもコンパクトなものが人気のある傾向にあります。掃除機を選ぶ際はトレンドを踏まえたうえで自身の用途にあったものを選ぶようにすると良いでしょう。
種類別に見た掃除機ごとの特徴
掃除機には様々な種類があるため、それぞれの特徴をご説明します。
■ロボット掃除機
ロボット掃除機は、本体にバッテリーを内蔵しており自立走行しながら清掃してくれる掃除機です。価格帯は様々ありますが、高価格なものになるほど機能も豊富になっています。一定時間の清掃を終えると自ら充電器の箇所に戻りバッテリーの充電を行う機能や、超音波センサーにより障害物との距離を測定する機能など多くの機能があります。ロボット掃除機の購入を検討される際は、必要な機能と値段の双方を考えたうえでどのロボット掃除機を購入するのかを決定されると良いでしょう。近年購入されることの多い掃除機がこのロボット掃除機です。
■キャニスター型
本体に車輪がついておりホース・パイプ・ヘッドを本体につないで使用するのがキャニスター型の掃除機です。昔から長らく愛されてきたデザインがこのキャニスター型の掃除機です。キャニスター型の掃除機は後述するスティック型の掃除機と比較されることが多いです。スティック型の掃除機との違いとしては、ダストボックスの大きさがあります。商品ごとの差はありますが一般的にはキャニスター型の掃除機のほうがスティック型の掃除機よりもダストボックスが大きい傾向があります。キャニスター型の掃除機も昔と比べるとコンパクト化していますが、それでもスティック型の掃除機のほうがよりコンパクトであることが多いです。ダストボックスの大きな掃除機をお探しの方やより安価でパワーのある掃除機をお探しの方にキャニスター型の掃除機は適しています。
■スティック型
スティック型の掃除機は、その名前の通りの形状をしています。
一般的に、
- コードがついておらずバッテリー式
- 軽く持ち運びがしやすい
- ダストボックスの取り外しがしやすくごみ捨てが楽
などの特徴があります。
ホースが無く、本体とヘッドがひとつになっているため持ち運びがしやすい掃除機です。インテリア性も高いため、好んで使われることの多い掃除機だと言えます。
スティック型の掃除機も近年購入されることの多い掃除機です。
■ハンディ掃除機
例外として、ハンディ掃除機もご説明します。ハンディ掃除機は、ハンディタイプのため机の上や車の中などの掃除に向いています。キャニスター型やスティック型の掃除機とは用途が違い、細かなところの掃除をするための掃除機です。
スティック型の掃除機には、ハンディ掃除機としても使用できるものも多く、そういった場合別途ハンディ掃除機を購入する必要はありません。お持ちの掃除機にハンディ掃除機機能が無く、細かな場所の掃除をする必要のある方は購入すると良いでしょう。
おすすめはロボットとスティックの2台持ち!
住環境や世帯状況による違いはありますが、ロボット掃除機とスティック型の掃除機の2台持ちはおすすめです。平面の掃除はロボット掃除機の得意分野です。普段の平面の掃除はロボット掃除機に任せてしまってよいでしょう。
しかし、ロボット掃除機にも弱点があります。階段の掃除や部屋の隅、トイレなど段差のある狭い部屋はスティック型の掃除機で清掃するようにしましょう。
スティック型の掃除機の多くはハンディ掃除機としても使うことができるため、掃除する場所によって使い分けるようにすると良いでしょう。
このように、ロボット掃除機とスティック型の掃除機を2台持ちすることでお互いの長所を生かした効率の良い清掃をすることができるのです。また、ロボット掃除機にはごみを吸い込んでくれるタイプの掃除機とは別に拭き掃除を行ってくれるタイプのものがあります。予算に余裕があるのであれば、このタイプも含めた3台持ちをすることでより自宅をきれいに保つことができるようになるでしょう。
おわりに
掃除機の種類は、キャニスター型、スティック型、ハンディ掃除機、ロボット掃除機と様々あります。それぞれ特徴があり、世帯状況や住環境などによっておすすめの掃除機は異なります。しかし、あえて最もおすすめの掃除機をあげるとロボット掃除機とスティック型の掃除機の2台持ちがおすすめだと言えるでしょう。どのメーカーのものを購入するか、2台持ち以外の選択をどうするかなどに悩んだときは、エディオンの専門スタッフに是非ご相談ください。