スマートスピーカーは多くのメーカーから発売されていて、どの機種を選んでいいか迷ってしまいますよね。
今回は、おすすめのスマートスピーカーをランキング形式でまとめました。
スペックの比較やおすすめポイントも一緒にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合ったスマートスピーカーを選ぶためのポイントも合わせて解説いたします。
目次
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーとは、AIと音声認識機能を搭載したスピーカーのことです。
人の声を認識するので、声をかければハンズフリーで操作することができます。
ユーザーの音声を取り込んでクラウドサービスに送り、その答えをスピーカーで音声にして伝えるという仕組みです。
iPhoneのSiriなどのAIアシスタントのスピーカー版というと、よりわかりやすいですね。
また、スピーカー機能だけではなく、対応家電と連動させることで「電気をつけて」「温度を下げて」といった家電の操作も可能。
両手が塞がっているときや、手早く家電の操作をしたいときにも役立ちます。
スマートスピーカーでできること
多くのスマートスピーカーには、以下のような機能があります。
- 音楽再生
- 動画再生
- スマート家電の操作
- レシピや書籍の読み上げ
- ニュースや天気予報の読み上げ
- アラーム・タイマー・リマインダー
- メール操作
- 検索機能
例えば検索機能なら、何か疑問が湧いたときに「◯◯って何?」と声に出すだけで、すぐにスマートスピーカーで答えを得られます。
自分で調べるより早く簡単ですし、両手が空くので同時に家事や子供の世話をすることも可能です。
他にも、音楽再生やレシピ検索、タイマーの設定などがハンズフリーでできることで、細かな手間が減ってより時間を有効活用できるようになりますよ。
機能の詳細はスマートスピーカーの機種によって異なりますので、詳しくはあとでご紹介するランキングを参考にしてみてください。
スマートスピーカー選びのポイント
スマートスピーカー選びのポイントは、どんな機能を重視するかによって異なります。
スマートスピーカーを購入するときに、チェックするべきポイントを見ていきましょう。
搭載しているAIは何か
- Amazon:Alexa
- Google:Googleアシスタント
- Apple:Siri
AI技術のないオーディオメーカーが開発したスマートスピーカーは、これらのAIの提供を受けていることもあります。
搭載AIによって連携できるサービスが違うので、まずはAIの種類をスマートスピーカー選びの軸にしましょう。
例えば、Amazonでよく買い物をするならAlexaが搭載された機種、Googleアカウントでスケジュール管理をしているならGoogleアシスタント搭載の機種がおすすめです。
スピーカーの音質
音楽やラジオ再生をメインにしたい人は、スピーカーの音質を重視しましょう。
基本的に、スマートスピーカーは高価格でボディが大きいものほど高音質なモデルになります。
また、音質重視のであれば、AmazonやGoogleなどのIT企業製ではなく、JBL・BOSE・ONKYOなどオーディオメーカー製のスマートスピーカーもおすすめです。
利用できる音楽、動画配信サービスをチェック
搭載されているAIの種類によって、利用できる音楽・動画サービスが異なります。
すでに加入しているサービスがある場合は、そのサービスが利用できるスマートスピーカーを選ぶといいでしょう。
AIの種類ごとに、提携しているサービスは以下の通りです。
音楽サービス
- Alexa:Prime Music・Music Unlimited・Spotify
- Googleアシスタント:Google Play Music・Spotify
- Siri:Apple MusicBeats 1
動画サービス
- Alexa:Prime Video
- Googleアシスタント:Netflix・Youtube・Hulu
- Siri:なし
音声認識機能の高さ
音声認識機能はスマートスピーカーの操作の核となる機能です。
音声認識の精度が悪いと、同じことを何度も言い直したり、間違った動作をキャンセルしたりしなければなりません。
音声認識の精度は、メーカーというより機種ごとのスペックによって異なります。
ミニサイズの機種だとマイクの性能も低く、小さい声や遠くの声は聞き取れないことが多いです。
そのため、リビングなど広い部屋に置くなら大型で高性能なスマートスピーカーがおすすめ。
逆に、寝室など静かで小さめの部屋なら、小型のスマートスピーカーでも十分聞き取ってもらえます。
サイズ感はインテリアとして適切か
スマートスピーカーは見た目のサイズ感も重要です。
狭い部屋に大きすぎるスマートスピーカーを置くと、見た目も圧迫感がありますし、機能もオーバースペックです。
逆に、リビングなど広い部屋にミニサイズのスマートスピーカーでは、存在感がなさすぎてバランスが悪く感じることもあります。
スマートスピーカーの人気ランキング
それではいよいよ、スマートスピーカーのおすすめランキングを発表します。
様々なメーカーのスマートスピーカーから、特に人気の高いおすすめ商品を集めました。
1位 Amazon Echo
- 価格★★★★☆
- 性能★★★★★
- 音質★★★★☆
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:11,980円
- 搭載AI:Alexa
- スピーカー性能:Dolby対応プレミアムスピーカー・360度全方位
- サイズ:148×99×99mm
- 重量:780g
- 充電方法:電源ケーブル
- Wi-Fi周波数:802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
Amazonでのショッピング機能・Amazon Prime Music・Prime Videoなどの連携が可能で、Amazonユーザーにおすすめ。
価格・性能・音質のバランスが取れていて、迷ったらコレ!と言えるスマートスピーカー です。
2位 Google Home
- 価格★★★★☆
- 性能★★★★★
- 音質★★★★☆
- 設置のしやすさ★★★☆☆
- 価格:11,550円
- 搭載AI:Googleアシスタント
- スピーカー性能:2インチドライバ・2インチデュアルパッシブラジエーター搭載ハイエクスカーションスピーカー
- サイズ:142.8×96.4×96.4mm
- 重量:477g
- 充電方法:DCケーブル
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
Googleが開発したスマートスピーカーの、スタンダードなモデルです。
Google HomeはGoogleアカウントとの連携が可能で、スマホ・PCと相互にカレンダーの共有ができます。
また、6人までの話者認識が可能で、家族それぞれの予定管理ができるのもの強みです。
3位 Apple HomePod
- 価格★★☆☆☆
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★★☆
- 設置のしやすさ★★★★★
- 価格:36,080円
- 搭載AI:Siri
- スピーカー性能:高偏位ウーファー・7つのホーンツイーターのアレイ搭載・360度全方位
- サイズ:172×142×142mm
- 重量:2,500g
- 充電方法:電源ケーブル
- Wi-Fi周波数:MIMO対応802.11ac(2.4GHz/5GHz)
他のスマートスピーカーに比べて機能数は少なめですが、iPhoneやiPodなど、他のApple製品とシームレスに連携できるのがApple HomePodの強みです。
iPhoneやiPodで聴いていた曲をそのまま引き継ぐことができるなど、Apple製品ユーザーにとってはとても便利な機能がたくさん。
また、現在日本で販売されているスマートスピーカーの中で、唯一電話の発着ができる機種でもあります。
4位 SONY RSXB402M/RSXB402G
- 価格★★★☆☆
- 性能★★★★☆
- 音質★★★☆☆
- 設置のしやすさ★★★★★
- 価格:29,560円
- 搭載AI:Alexa/Googleアシスタント
- スピーカー性能:デュアルパッシブラジエーター搭載
- サイズ:195×143×122mm
- 重量:1,500g
- 充電方法:ACアダプター
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
これまで紹介したスマートスピーカーは全て据え置きでの使用を前提にしていましたが、RSXB402M/RSXB402Gはアウトドアでの使用にも対応。
さらに防水・防塵・防錆のタフな仕様で、キャンプや海、プールなど様々なシーンで活躍します。
詳しくはこちら(RSXB402M)
詳しくはこちら(RSXB402G)
5位 BOSE Home Speaker 500
- 価格★★★☆☆
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★★★
- 設置のしやすさ★★★☆☆
- 価格:51,700円
- 搭載AI:Alexa/Googleアシスタント
- スピーカー性能:2つのカスタムドライバー内蔵のワイドサウンド
- サイズ:204×170×110mm
- 重量:2100g
- 充電方法:ACケーブル
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
オーディオメーカーならではのパワフルなサウンドで、特に包み込むような重低音が特徴です。
ちなみに、BOSEのスマートスピーカーは他にディスプレイがついていない「Home Speaker 300」という機種もあります。
6位 パナソニック ワイヤレススピーカー コエリモ
- 価格★★★☆☆
- 性能★★★★☆
- 音質★★★☆☆
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:27,360円
- 搭載AI:Googleアシスタント
- スピーカー性能:モノラルアンプ/実用最大出力5W
- サイズ:100×54×100mm
- 重量:370g
- 充電方法:ACアダプター
- Wi-Fi周波数:802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
赤外線リモコンの信号送信機を本体に内蔵しているので、音声で対応家電の操作を行うことができます。
パナソニックのスマート家電と合わせて導入することで、生活がグッとスムーズになりますよ。
7位 JBL LINK 20 ※生産完了品
- 価格★★★★☆
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★★☆
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:21,860円
- 搭載AI:Googleアシスタント
- スピーカー性能:50mm径フルレンジスピーカー×2
- サイズ:210×93×93mm
- 重量:710g
- 充電方法:リチウムイオン充電池
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
充電池内蔵でウォータープルーフ仕様なので、キッチンや浴室などに持ち運んで使うことができます。
もちろん、JBLならではの迫力のサウンドも味わえますよ。
8位 BOSE Home Speaker 300
- 価格★★★★☆
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★★★
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:33,000円
- 搭載AI:Alexa/Googleアシスタント
- スピーカー性能:360°フルレンジスピーカー
- サイズ:142×161×102mm
- 重量:950g
- 充電方法:ACアダプター
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
BOSEらしい音質の良さが何よりのポイントで、スピーカーとしての機能を重視したい方におすすめです。
ちなみに、BOSEからはよりパワフルでワイドな音楽再生ができるスマートスピーカー「BOSE Home Speaker 500」も発売されています。
9位 Amazon Echo Dot
- 価格★★★★★
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★☆☆
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:5,980円
- 搭載AI:Alexa
- 搭載AI:Alexa/Googleアシスタント
- スピーカー性能:
- サイズ:72×67×52mm
- 重量:300g
- 充電方法:ACアダプター
- Wi-Fi周波数:802.11a/b/g/n (2.4/5 GHz)
安価でコンパクトですが、第1世代から進化を重ねて第3世代ではパワフルな音質を実現しました。
機能の数はAmazon Echoと変わらないので、小型機やサブ機が欲しい方におすすめです。
10位 Google Home Mini
- 価格★★★★★
- 性能★★★☆☆
- 音質★★★☆☆
- 設置のしやすさ★★★★☆
- 価格:3,300円
- 搭載AI:Googleアシスタント
- スピーカー性能:40mmドライバ内蔵・360度サウンド
- サイズ:42×98×98mm
- 重量:173g
- 充電方法:ACアダプター
- Wi-Fi周波数:802.11ac(2.4GHz/5GHz)
音質や音量はGoogle homeに及びませんが、Google Homeの便利な機能を安価に手に入れられるのが魅力です。
寝室など小さめで静かな部屋や、サブ機としての使用がおすすめです。
まとめ
今回は一般的に人気の機種をご紹介しましたが、スマートスピーカーはどの機種にも長所と短所があり、どの人にも必ずこの順番でおすすめというわけではありません。
自分にぴったりのスマートスピーカーを見つけたい方は、ぜひ店頭のエディオンスタッフに相談してみてくださいね。